そう簡単な祈りだった花から
だんだんと消える簡単
今からどんちょうが上がるから
静かな海上を後にさよなら

いいかけていたことが一つ消えてまた増えて
背中に後ろめたさが残る
下がいたい心音を吐き出さぬように込めて
胸の中が檻のように濁る

受け止めたいことが自分さえ抱えられず
持て余したそれを守っている
かすんだ声はカラカラに喉を焼いて埋め尽くす
何を言うべきかわからなくて

感じてたものが遠く放たれていた
同じようで違うなんだか違う
いつまで行こうかどこまで行けるのか
定かじゃないなら何を思うの

僕らが離れるなら僕らが迷うなら
その度に何回も繋がれるように
ここにいてくれるなら話さずいられたら
まだ誰も知らない感覚で救われていく

平穏とは象毛を持って変わりになす
実際はどうも変わりはなく
享楽とは嘘でなる
滅びる前にここを出て行こうか」と

都合のいい願いを同じように同じように呟く
どこから聞こうか何を見失うか
定かじゃないからここを動けない

僕らが疲れるならこれ以上ないなら
その度に何回も逃げ出せるように
心が守れるように奪われないように
互いに託して体を預けてよ

君と泣く君と笑う君と怒る
君と歌う君と踊る君と話す

いつまで続くだろうと同じように同じように呟く
今忘れないよ刻まれた空気を
これから何度思い出すのだろう

僕らだけが

僕らが離れるなら僕らが迷うなら
その度に何回も繋がれるように
ここにいてくれるなら話さずいられたら
まだ誰も知らない感覚で僕の生きている全てを確かめて正しくして

Composição: nulut