はじめのいっぽはいつもおそろしいくうはくはみわたすかぎり
むかしはからっぽにおもえただからこわくてぬりつぶした
さかうらみやぐちにはじまりそれでもってとこにいたった
きょうはくかんねんににていたぼっとうがさかをころがった

いざいかんとはじめるけついたびじのみじたくとどうぎ
おわらせるかくごこんぽうしすつけすつめこむこうい
しんとしたへやがなごりおしいせいじゃくのすべてをしょゆうし
しんくでははじけたすいてきそのていどがぼくらのきてき

おわることなんかしらなかったもうとりもどせないあのむじゃきさ
ただしらないきみよりしったきみがもちえるこうげんあたらしいよるへ
きせつもむかしはわかれおしなだいまじゃまたなもいわずさって
ただしゃそうのけしきのそくどだけはやくなるぼくとうただけはこんで

さっていったひとはおおいここすうねんにおいたって
じょうきょうならそれぞれだしいのるよかららのこのさき
はなれたばしょでうまくやってわらってさいかいならさいわい
だけどとりのこされたようなさけではとけきれぬさびしさ

すすんでるかもどってんのかはやいのかおそいのかなんて
けしきがみえてこそわかってたまにそんなきつきがあって
ぼくにってかれはけしきでかれにってぼくはけしきで
そうださびしさのげんいんはおなじでんしゃにのれたらって

おわることなんかしらなかったもうとりもどせないあのむじゃきさ
ただしらないきみよりしったきみがもちえるこうげんあたらしいよるへ
うまくわらえないぼくのてにはあとどれくらいのやめないりゆう
ただしゃそうのけしきのそくどだけはやくなるぼくとうただけはこんで

どっかであきらめているしょうがないとおもうことがおおくなった
ひとはしぬしかわるゆずれないものがひとつぼくのからだをつらぬいて
じめんにつきささってるどんなかぜがふいてもおれないように
どんななみがおそってもながされぬように
そしてけしきだけがながれてく
ながれてくながれてくまたなまたな
またあえるかなまたあえるよなもうむりかもなもうむりだよな

おわることなんかしらなかったもうとりもどせないあのむじゃきさ
ただしらないきみよりしったきみがもちえるこうげんあたらしいよるへ
このさきはくうはくだもうおそれないじゆうとはなんてさびしいんだろう
ただしゃそうのけしきのそくどだけはやくなるぼくとうただけはこんで

さよならまたねとわかれたからきょうもあいにきたよ
ただそれだけ

Composição: