思い出すよ 今も
恋と気付いた夏を
時計草の花が
日向に溢れた道

晴れ渡った空に
入道雲がもくもく
あっという間に増えて
なぜだか不安になったの
今いる場所と未来

あなたの右肩
私の頭を傾けて
ちょこんと乗せたら
それだけで安心した
幸せよ

うまくいかなくて
辛く悲しい時は
そんな私の愚痴を
聞いてくれるだけでいい
夕立ちに降られて
民家の軒先で
そっと寄り添った二人
いろいろあるねって笑った
雨さえ楽しくなる

あなたの右肩
時には心を休ませて
心配があっても
いつだって楽になれる
ぬくもりよ

それぞれの空の下で
輝いてたあの頃思うのかな

今でも二人は一緒に歩いてるみたいに

あなたの右肩
私の頭を傾けて
ちょこんと乗せたら
それだけで安心した
幸せよ

懐かしく切なかった
あの夏よ

Composição: