ゆめのなかでも はながちってる
ひらひらまう くらやみにうかぶさくら
みなもにおちたら
きみはもういちどさくのかな

さくらつきよにやどるいたずらなかぜ
においだけのこして
さわぎだしたきおくはうかび
しずんでいく

おもいでのはへんがはがれても
ひかるうろこでかくすの
まぶやいほどにうつくしい

ひらひらひらら
きらきらきらら
まぶたのうらくらやみにうかぶさくら
みなもにおちたらきみはもういちどさくのかな

さよならしたらあえないのでしょうか
いえないままのきもちだけが
はなびらうかんださくらのはしになれ

あたりまえのけしきがひらひらとまい
おともなくきえてく
ほそいあめにぬれたおもいが
かすんでゆく

ほかのだれかにむけたえがおみて
わすれたひはよみがえる
いろのないよるをそめてく

きみとであった
きょねんのはると
おなじばしょでおなじけしきみつめてた
さきほこるほどにいたむきみがいないさくら

うまれかわってまたさくのでしょうか
もどれないばしょとしりながら
ちりゆくはなびらてのひらにのせて

はなあかりにさそわれてむねのなかにふりつもる
ひかりとかげまいちるふぶきの
おもいでだけしろくそめてく

ひらひらひらら
きらきらきらら
まぶたのうらくらやみにうかぶさくら
みなもにおちたらきみはもういちどさくのかな

さよならしたらあえないのでしょうか
いえないままのきもちだけが
はなびらにかわっても

きみとであった
きょねんのはると
おなじばしょでおなじけしきみつめてた
さきほこるほどにいたむきみがいないさくら

ゆめのなかでも はながちってゆく
くらやみにうかんださくらが
みなもにおちたらまたあえるのかな

Composição: