きみのとなりにいるときだけがかがやくむげんのしきさいになって
むねのなかもあたまのなかもはなたばみたいだ
それいがいがかすんでしまうほどに

そのぶんぼくのせかいはちいさくなって

きみのとなりにいすわるあくまとかたよせあってえをえがいている
あのそらもあたまのなかもらくえんだ
それしかえがけなくなる
ぼくをみてくれぼくをとりかごのなかのとりだといってはなってよ
ぼくをかたにとどまらせて

きみのとなりにいるときだけがしぬほどうつくしいしきさいになって
むねのうえもあたまのうえもぷりずむみたいだ
それいがいがかなしみになるほどに

そのぶんぼくのせかいはきみをきずつける

じごくのもんにはなたばなげつけよびかけてはわらわれている
またきたな”てんしのこなでぶんべつもくべつもつかなくなる
ぼくをあいしてぼくのこのこんらんをうつくしいといってわらってよ
ぼくをぼくでいさせて

きみのとなりにいるときだけがあるべきすべてがしきさいになって
ぼくのうえにきみがのぼってつきとたいようだ
それいがいはそんざいしちゃいけない

そのうちぼくのひとみはいろをうしなう

Composição: Yuuki Ozaki