きみのあたまかじった
プカプカとほんねふうせんがとんでいった
きみのゆびをかじった
しおっからくてつばをベーとついた

あたまにあいたあなは、ふさがったようにみえたけど
おとしあなになってしまった

きみのこころかじった
プカプカとなみだふうせんがとんでいった
きみのおしりかじった
ふたつだったかれめがよっつにふえた!!

あたまにあいたあなは、ふさがったようにみえたけど
おとしあなになってしまった

さいごにみたほしぞらは
あたしをさびしくさせて、きみをすなおにさせた
よるがあかるさをとりもどしたとき
うみのひろさしった、きみはよわさけした

くもりそらにちさくなってゆくほんねふうせん
きみのなかでひっそりふくらむなみだふうせん

Composição: Akiko Hamada / Yuu Nakashima