ながいじかんかけて
なかよくなれたのに
もうわかれのきせつがきた
わかりあうまでに
くらすのだれかと
なんどけんかしただろう?

(おなじ)
こんのせいふく
かえりみちにあつまって
(ここで)
いつものきのした
だまってあおぞらをみていた

さくら、みんなでたべた
まんかいのはなびら
はるかぜにふかれた
いちまいきゃっちして
さくら、みんなでたべた
てのひらのはなびら
さよならつぶやいて
おもいでといっしょに
ゆっくりのみこんだら
なみだていすと

うまくいえないけど
いままでいきてきて
いちばんたのしかったひび
つぎのみらいでも
しあわせなできごとが
きっとまっているだろう

(そうだ)
わかってるのに
なぜかあるきだせない
(きょうは)
いいてんきだから
よけいにせつなくなるんだ

ぜんぶ、たべてしまおう
かなしみのりいずん
くちのなかひろがる
さくらのかおりたち
ぜんぶ、たべてしまおう
たいせつなきおくも
あじなんかしないのに
しょっぱくかんじた
やがてちってしまったら
とおいせいしゅん

いつかきっと
ここのまえで
きょうのこと
おもいだして
(うるうると)
なきたくなるね

さくら、みんなでたべた
まんかいのはなびら
はるかぜにふかれた
いちまいきゃっちして
ぜんぶ、たべてしまおう
かなしみのりいずん
くちのなかひろがる
さくらのかおりたち
ぜんぶ、たべてしまおう
たいせつなきおくも
だれにもいわないよ
わたしたちのひみつ
ゆっくりのみこんで
やがてちってしまったら
とおいせいしゅん

なみだていすと

Composição: Akimoto Yasushi