いとなみの
まちがくれたらいろめき
かぜたちははこぶわ
からすとひとびとのむれ

いみなんか
ないさくらしがあるだけ
ただはらをすかせて
きみのもとへかえるんだ

ものごころついたらふと
みあげておもうことが
このよにいるだれも
ふたりから

むねのなかにあるもの
いつかみえなくなるもの
それはそばにいること
いつもおもいだして
きみのなかにあるもの
きょりのなかにあるこどう
こいをしたのあなたの
ゆびのまざりほほのかおり
ふうふをこえてゆけ

みにくいと
ひめたおもいはいろづき
はくちょうははこぶわ
あたりまえをかえながら

こいせずにいられないな
にたかおもにもきょこうにも
あいがうまれるのは
ひとりから

むねのなかにあるもの
いつかみえなくなるもの
それはそばにいること
いつもおもいだして
きみのなかにあるもの
きょりのなかにあるこどう
こいをしたのあなたの
ゆびのまざりほほのかおり
ふうふをこえてゆけ

なきがおもだまるよるもゆれるえがおも
いつまでもいつまでも

むねのなかにあるもの
いつかみえなくなるもの
それはそばにいること
いつもおもいだして
きみのなかにあるもの
きょりのなかにあるこどう
こいをしたのあなたの
ゆびのまざりほほのかおり
ふうふをこえてゆけ
ふたりをこえてゆけ
ひとりをこえてゆけ

Composição: Hoshino Gen