からくりかるたは もうおわり
てのひらのさきから こぼれてきえました
はせてはきえる おもいでのように
なもしらぬきしゃに のりとうくへゆきたい

きのさき、ゆのまち かたむすび
はなもさく はなもさく はなもさく まちへ

むぎわらざいくに てをそえて
あのときのあなたは いず このまちのひと
やどりにかえる うみどりのように
おだやかなかぜに のりとんでゆきたい

きのさき、ゆのまち ゆめごよみ
はなもよぶ はなもよぶ はなもよぶ ころに

ちりぬるゆのはな てのひらに
うかべてなみだに ひとたびかえし うた
にじんでゆれる ゆうひのように
やさしくてあたたかい はなになりたい

きのさき、ゆのまち こいつむぎ
はなもさく はなもさく はなもさく まちよ

Composição: