じぶんでじぶんをきめつけていた そのさきをしることもなく
かごのなかのとりはいつしかとぶこともわすれてく
ぼくのまえでいまながれてゆくけしきはまえ?うしろなのか
ちくたくちくたくときはちくちくむねをさしてくる

なさけないね きみひとりも
しあわせにしてあげられないおとこだけど
いつかきっとたいようになってきみをつつむから

きみがぼくにくれたもの そのことばにぼくは
じぶんをしんじてゆこうときめたんだ
ぼくのなかにめばえたあいとゆめのはなを
きみがふみだすさきいちめんに

はいいろにそまったせかいをきみがいろをつけはじめる
ひとつではないいろんないろのそらのあお
なみだをこらえるときはいつもきみのすがたをおもいだす
ぼくはまだあるいていけるよね

かわらずずっとたいようのようにきみをみまもりつづけるよ

なにがぼくをそうじらすのか
きみをまつかぜにみをまかせるように
つばさひろげおもいえがくのさたかくとべるはずどこまでも

きみがぼくにくれたもの あたたかなほほえみで
ぼくのよがあけはじめてゆく
ふりそそいだひかりをからだじゅうであつめて
きみがみつめるみらいに

いつのまにかきずけばこんなとおいとこまできたんだね
ふりむいたふたりのめにとびこんだものは
やさしいひかりうめつくしたはな そらにはにじきみとぼく
あのはなのことおぼえてる

きみがぼくにくれたもの

Composição: