湖に寄せては返す波
月の上浮かぶ枯葉になって
見上げれば羽ばたく蝙蝠も
蝶のよう枯れんに肩に止まる
夜の中例え彷徨っても
あなたはここから離れない
言葉交わし合って愛を歌うよりも
今は見つめ合い瞳に映りたい
失った心を与えられ
避けていた優しさに沈み込んで
やがて来る旅立ちの夜明けに
あなたを送り出す自信はない

言葉交わし合って別れ歌うよりも
ずっと見つめ合い瞳に映りたい
横切る星たちが瞬く間に出会えた二人
長き時の中では全てが流れ星で
あなたと寄り添う刹那の日々を
いつも大切にしたい
体抱えながら愛の意味を知れば
運命の中へ飲み込まれて行く

横切る星たちが瞬く間に出会えた二人
長き時の中では全てが流れ星で
あなたと寄り添う刹那の日々を
ずっと大切にしたい
空を見上げたのは瞳を隠したわけじゃない
渦巻く星の中にあなたを見つけたから
手を伸ばして掴む未来の空で
二人輝いていたい
愛は命を得たものだけが時や距離さえも超えて
感じる奇跡の想い
もしも死者である私にも許されるのであれば
どうかその愛が欲しい

Composição: Kamijo