わざとつくった横顔がすぐに見抜かれそうで
まぶしい光避けるふりしてうつむく
ドレスの裾がひやかすようにゆれてる

とぎれた空気うめたくて息もつかずしゃべってる
空のグラスにふっと気がついたら
わけもないのに泣きそうになるのよ
たいくつと思わないで
たのだれかみつめないで
あきらめないで
ちがうわたしこんな娘じゃない

夜はやさしい瞳をしてに二人だけを取り残す

いつものしぐささえも
なんだか今日はぎこちなくて
どうすればいいの
ちがうわたしこんな娘じゃない

今日は一人で返してあなたが滲んでしまう前に
乾杯の声囁く恋人たち
ざわめく店の華やかさも遠ざけ
夜はやさしい瞳をして私だけを取り残す

Composição: Kaoru Akimoto / Sakiya Kenjirou