非惰性したモンスターの頭を
隠し持った三段銃で屠る
今度こそ注意などせずに
その引き金を引きたい
あいつの正体は虚栄心
失敗を恐れる恐怖心
持ち上げられ浮き足立って
膨れ上がった自尊心

さあ乱れた呼吸を整え
指先に意識を集めていく

僕だけが生ける世界で銃声が轟く
眩い儚い閃光がかけていった
何かが終わりまた何かが始まるんだ
そうきっとその光は僕にそう叫んでる

追いつめたモンスターの目の奥に
孤独と純粋さを見つける
捨てられた子猫みたいに
体を丸め怯えてる

ああこのままロープで繋いで
飼い慣らしてくことができたなら

幾つもの選択肢と可能性に囲まれ
探してた望んでたものがぼやけていく
何かが生まれまた何かが死んでいくんだ
そうきっとそこからは逃げられはしないだろう

穏やかすぎる夕暮れ
真夜中の静寂
またモンスターが暴れ出す
僕はそっと息を殺し
断層に魂を込める
この静かな先に
寛ず枯れ衰わぬように

今日も僕だけが生ける世界で銃声が轟く
眩い儚い閃光がかけていった
何かが終わりまた何かが始まるんだ
こうしてずっとこの世界は廻ってる
何かが終わりまた何かが始まるんだ
きっときっと

Composição: