ひとかげのまばらなほめにふたり
ただだまってすわったまま
こみあげるおもいにとぎれたことば
きみのこえがふれていた

せんろぞいゆれている
なもなきはなのようにこころを
このかぜにゆだねていたい

わすれないいまこのときを
ぼくたちのじだいを
なにもないばしょからはじまって
たびだちのときをむかえた
かわらないけしてきえない
あのひのやくそくが
みちびくみらいをただめざそう
それがきみとであえたあかし

ほうかごのこうていをただがむしゃらに
はしるきみをずっとみてた

ときがとまればいい
きみのことばがむねにせつない
またひとつきせつがおわる

わすれないいつでもここに
ぼくたちがいたこと
あのかがやきがあのいらだちが
いろあせぬときをきざんだ
ながいみちのりにきずついて
たおれそうなときも
まえだけみつめてあるいていく
それがきみとであえたあかし

さよならのかわりにきみを
だきしめてしまえば
こころがふれたあのしゅんかんに
ぼくたちはもどってしまう
とおくなるれいるのおとを
せなかでききながら
それぞれのみちをえらぶことが
それがふたりであえたあかし

Composição: Okiayu Ryoutarou Tezuka Kunimitsu