さくらのかげん ちぎるさま うすべにいろのはださらけ
みごもるものは どくどくとくらいやみのなかでえみをうかべ

うごめいた

ぬれたかし あかいりんぱ みだれたいきは あなたおもい
そとはひがかけてでんでんのえん ぐんじょうが

まばたきをしらす ねむりにつくさまなくにもなけないありさまが
どうしてすこしもこわくはないから あたたかいのに さあおいで

おぼろなつきは ふたりかすめ つめたいからだだきよせた
さめないゆめとおもっていた うたくちずさむるるる ららら

しがつのあめはざんこく つぼみはさかぬまま つちにおちた
むいみにくちびるごたび たんだいたみがたりません

まばたきをしらす ねむりにつくさまなくにもなけないありさまが
どうしてすこしもこわくはないから あたたかいのに

どれだけあなたは ひかりをもとめてわたしにとおいさけんだの
ちいさないのちは あわきぐんじょうのなかでうごめくだけ とおくへ

Composição: