愛してなくてよかったと
たたく背中の愛しさにくっさ
こぶしの中ではらはらと鳴く雪は
夢の名残か思い出か
つかんで儚いああ春の雪

抱かれていたい甘えたい
雪があなたの後追いかける
飲めない酒にほろほろと酔いしれて
未練でしょうか一人酒
あきらめきれないああ春の雪

体を一人もてあます
みんなあなたのあなたのせいよ
願えり撃てばはらはらと雪が舞う
夜に人こう花になる
あなたに会いたいああ春の雪

Composição: Ishikawa Sayuri