くらいもりのおく こじょうのかたすみ
とらわれたうつくしいしょうじょがひとり

やみにつながれたあわれなわたしを
つれだしてくれるならこのみささげましょう

すきとおるはだ ひいろのひとみ ちのようにあかく
みいられたもの かぜのうわさがしろへいざなう

むすめをかこうは いかなるまじゅうか
いどむもの ちりひとつかえらないという

おそろしいまものによごされるまえに
どうかこのじゅんけつをすくってちょうだい!

ごうきのエクスカリバー ばんじゃくのプリトゥエン
どれもはがたたない
メサイアきどりがひとりのこらずたおされてゆく

かよわきひめのまつさいじょうかい
そこでおとこがみたのは
おとしたくびをやまとつみあげ
ちぬれほほえむあかいあくま

あとをたたぬビクティム みわくのエンゲージメント
おわりなきやかい
おいぬからだのしんのねがいがみたされるまで

しょうじょはさがすながきいのちを
ともにあゆめるだれかを
おろかなたみをふるいにかける
ほかにすべなどしらないから

こよいもめぐるさつりくのディナー
つみのドレスをぬらして
うんめいのひとよかんがするの
こんなにつきがあかいよるは

Composição: