つながりすべて消えれば
ぼくははじまりにかえりつく
それはきっととっても
かなしいことだと思ったのに

箱に残ったのはよろこび

ぼくはいきてた
きおくのなかにきせきをのこして
ぼくはいきてた
であいのなかにきせきをのこして

うまれたいみやっとすこしわかったきがした
つたえにいこうかいを
こえとどかなくなるまえに

ゼロにいたぼくはひていをおそれて
もほうともうそうににげこんでかくれていた
ゼロでたぼくはふうかをおそれて
ぬくもりすてかみさまになりたがった

どこへむかっても(じがのしょうしつ)けつまつがかわらないなら
こころなんていらなかったと
おもっていたけどまちがいだった

ぼくのなまえをよぶこえきこえる
それがぼくのこころまついみになる

とわをうるがためにいまにそむきうらぎるくらいなら
れきしのなみのまれるまでいまをまもりぬくとちかう
かたりつがれる)かみさまなんかには
ならなくてもいいのさ

きみはわらいぼくもわらいひとがわらうそれがすべて
こうていのことばはいまをすべるつばさとなる
あたらしいこたえこめ(さいこうそくのよろこびの)うたつむごう

ぼくたちはうまれきずいたぼくたちのことをひとのまねごととしても
かわらずなまえをよびつづけそしてあいしてくれるひとがいるじじつに
だからぼくたちはうたをつむぎだすたったひとつでもあたらしいうたの
たんじょうよろこびあたたかいことばあたえかえすひといてくれるきり
いもうとおとうとにまちをあずけてきえいくみらいもだれからもわすれられるさだめも
それらをふくめてすべてがぼくたちなんだとりかいし
いずれおとずれるさいごうのシーンにこころをまつゆえしるをながすなら
あめよりにじうみえがおみせるためしあわせあふれるうたくちずさもう

わかれがとじるストーリーは「バッドエンド」じゃない

このときであえた
それだけのことが「ハッピーエンド」につながるかけはし
いきたあかし ここにあればたになにもひつようない
れきしがしらないこころとこころのともなおりなすいまだけのうたを
このこえうしなうさいごのときまできせきをえがいてひびかせつづける

Composição: Cosmop