引かれる命によってさ
越にひたるのは
もう不自由だ
後には戻れない

環境による多殺が横行しても
当然の抗議だと背けてた
電子の解除閉ざす道
感傷繰り返した
そうきたな外な今日だって
吹き抜け筋を伝う空気が
痛い痛い痛いのに

僕ら終わらない先へ
踏み出したそのな歌
黙示不可能な河岸
一四番目揺らいだ足を
潰し潰し歯げんでる

片手鞭の
白い多口缶を
丸かじり脳に返す
あやふやの元を
苦い水で
溶かし
口に捨てた

無声声に誘われたとしても
失うことはないようにと立ち退いてた
蛇腹を滑り目を凝らした
気を照らす夜に
顔無しの上帳破り
掲きたてる黄内抗争は
いらないいらないいらないのに

ここで生きもたえだえに
逃げ惑うには
少し早すぎはしないかい
感覚のない空間以上
頭頭を掻きむしる

終わらない先へ
踏み出した尊たくが
卒倒寸前な河岸
今何段目
揺らいだ底が
軋み軋み崩れていった

足を救われて
深く落ちていく
僕のせいなのか
僕が犯した
誰も知り得ないその先を知っている

Composição: