かぜがおどるへやのすみ しずかにとりかごゆれる
まよいこんだくろいかげ まいちるはね

つらなってくるくるわらうあやかしいきすだま
よびあってくるくるおどるいまわしいきすだま

からみつくくさりは ほのおのようにねつくて
しんじあうきもちをつないでる
ひとくのこころにきずいてとかして
しにけがれるまえに

ちいさなつみもすこしのうそも
すべてをこのからだにとりこむんで
しばりつづけてまもりつづけて
わざわいがにどとかえらぬように

きもちしずめてこころみたして
あいするものをうばうさだめでも
かなしまないでくるしみよりも
たましいがひきさかれるまでずっとそばにいて

つきがかげりへやのなかさびれたゆりかごゆれる
あけることのないまどにまいこむはね

つらなってくるくるわらうあやかしいきすだま
よびあってくるくるおどるいまわしいきすだま

うまれたいみをしりちるりゅうにこがれても
おわらないあくむにおびえてる
このよのおわりをなげいてまつより
ちりゆくはなとなれ

くだけたいしがきおくにささり
ちにひめられたひげきよびさます
どもにあるこうただそれだけの
わずかなねがいもつよときえゆく

たましいささげてすべてささげて
まるべきものにまけないように
こころくわれてぬけからになっても
ひかりをみうしなわないようさきをあるいていく

ちいさなつみもすこしのうそも
すべてをこのからだにとりこむんで
しばりつづけてまもりつづけて
わざわいがにどとかえらぬように

きもちしずめてこころみたして
あいするものをうばうさだめでも
かなしまないでくるしみよりも
たましいがひきさかれるまでずっとそばにいて

Composição: